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ウルトラDNS

ウルトラDNSは2016年4月30日をもってサービスを終了いたしました。

ウルトラDNS

サービス概要

DNSサーバーとは? DNSサーバーはどれだけ重要なのか?

インターネットには数多くのコンピュータが接続されています。人間がWebサイトにアクセスする、あるいは、誰かに電子メールを送るといった場合、相手方のコンピュータを識別する必要があります。通常、私達は「your-domain.jp」といった文字列からなる「ドメイン名」を用いて相手方のコンピュータを特定しています。

一方、実際の通信を実現しているコンピュータ同士は、その相互認識を「IPアドレス」と呼ばれる番号(「216.57.232.140」という数字をピリオドで区切った形式のもの)を用いて実現しています。

このため、人間が用いる「ドメイン名」をどこかで「IPアドレス」に変換する必要があります。この変換を実現する仕組みが「DNS(ドメインネームシステム)」と呼ばれるものであり、その実際の機能を担っているのが、各ドメイン毎に配置されている「DNSサーバー(ネームサーバーとも呼ばれます)」と呼ばれるものです。

DNSサーバーは、インターネットを利用するユーザーの目に直接触れることはありませんが、それが止まってしまうと、ドメイン名を利用しているインターネットのあらゆる機能が使えなくなってしまうという存在であり、非常に重要な機能を担っていると言えます。このため、各ドメイン毎に配置されるDNS サーバーは、最低2台(プライマリーDNSサーバーとセカンダリーDNSサーバー)で運用するという慣行になっています。

ウルトラDNSの概要

ウルトラDNSは、お客様のプライマリーDNSサーバー、セカンダリーDNSサーバーの管理・運用を代行するサービスです。ご提供する主な機能は次の通りです。

  • DNSサーバーの管理・運用
    お客様のドメイン情報を管理するプライマリーDNSサーバーとセカンダリーDNSサーバーをお客様に変わって管理・運用します。プライマリーとセカンダリー両方を当社が管理するパターンと、プライマリーはお客様側で管理し、セカンダリーのみを当社が管理するというパターンがあります。なお、ドメイン情報(ゾーンファイル)の管理は、Webベースのコントロールパネルを使って、お客様がいつでも自由に行えるようになっています。
  • URLリダイレクトサービス(オプション)
    ブラウザを使ってお客様のドメイン名(URL)にアクセスがあった場合、そのアクセスを別のドメイン名が付けられたWebサイトにリダイレクトすることにより、Webサイトに複数のドメイン名(URL)が付けられているようにすることができます。なお、HTMLのフレーム機能(見えないフレームの機能)を使い、リダイレクトされた後であっても、ブラウザのアドレスバーに、ユーザーが入力したURLを表示し続けることも可能です。
  • Eメール転送サービス(オプション)
    お客様のドメイン名にて仮想のメールアドレスを作成し、そのアドレス宛に送られたメールを実際に存在するメールボックスに転送することができます。複数の異なるメールアドレスに対するメールを一つのメールボックスに転送することも可能です。また、特定のメールアドレスに対するメールについて受け取り拒否の設定をすることも可能です(スパム対策)。

ウルトラDNSの特徴

ウルトラDNSは、米国NeuStar社のテクノロジープラットフォーム(世界14拠点にDNSサーバーを配置)を最大限に活かした世界で最も頑強で信頼性の高いDNSサービスです。その主な特徴は次の通りです。

  • ダウンしないDNSサーバー(100%アップタイム保証)
    世界14拠点に2台ずつのDNSサーバーを配置し、そのすべてのDNSサーバーにお客様のゾーンファイルを設定します。この冗長構成により、100%のアップタイム(ダウンタイム・ゼロ)を保証するサービスを実現しています。
  • 世界からの問い合わせに迅速に応えるDNSサーバー
    高度なルーティング技術(IPエニーキャスト技術)を活用し、問い合わせ元から位置的に最も近いDNSサーバー(世界14拠点にあるDNSサーバーのうちの一つ)がそれに応え名前解決をする仕組みになっています。これにより、世界のどこからの問い合わせであっても、総体的に見て、早いレスポンスを返すことが可能になっています。
  • DNSサーバーの24時間365日の管理・運用はすべておまかせ
    24時間365日の日常的・継続的な管理・運用はもちろんのこと、DNSサーバーのソフトウェアのアップデートについても当社側がすべて対応します。お客様は、物理的なサーバーの管理に関わる一切の業務から解放されることになります。
  • ゾーンファイルはお客様が完全コントロール
    一方で、お客様のドメイン情報(ゾーンファイル)の内容については、Webベースのコントロールパネルを使って、お客様がいつでも自由に管理できるようになっています。コントロールパネルは非常にわかりやすいインタフェースとなっており、リソースレコードの追加・変更・削除や各レコードのTTL(Time -To-Live)の変更などが簡単にできるようになっています。また、お客様が変更した内容は、世界14拠点に配置されているDNSサーバーに数分以内に反映される仕組みとなっています。